2012-10-14

Happy Jogging in the Philippines.

数カ月前の話だが、ちょっとしたきっかけでフィリピンに6週間滞在してきた。出会いに恵まれて、現地でジョギングを楽しむことが出来た。今まで海外でジョギングとかできるなんて思ってなかったので色んな人に感謝だ。

出発前に、6週間もジョギングしないなんて体の調子が悪くなりそうと思っていたが、滞在先の環境や治安とか行ってみないと分からないことが多く、できるかどうかわからないけどとりあえず道具(と言ってもランニングパンツとシューズだけだけど)を持っていった。
※iPhoneカメラの調子が悪くて鮮明でない。


持っていったのは、Saucony / Hattori。Barefootシューズは軽く、コンパクトなので、旅に持っていくのにベストだ。

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滞在先で何やかんやしてたら、トライアスリート(アイアンマン・ディスタンス!)であるJackという男がいることを教えてもらい、探して話しかけてみたら一緒に走ろうと誘ってくれて、週2回一緒に走らせてもらった。

ローカルな場所なので、歩道なんてあるわけがなく車道を走るのだが、自動車、バスもトラックもジプニーもトライシクルも全ての車両がものすごいスピードで自分のすぐ横を走ってて、それがとにかく恐かった。排気ガスは、バスやトラックはひどいもんなんだけど、発展途上国だとわかってるからあまり気にしなかった。何かしらないがどうでもよかった。あと、18時頃から走り始めることがほとんどだったので、走っている途中から真っ暗になる。本当に真っ暗。車に自分の存在をアピールするためにハンドライトは必須だった(停電時のために持ってきていた)。

それにしても、真っ直ぐで平らな道をずっとずっと走るなんて今まで経験したことがなかったと思う。違う国に来たという感じだった。


そうえいば、一度だけ雲のない夜に走ったんだけど(この時期雨季で夕方以降雲がでる)、すごい数の星が見えて、その下を走っているというのが何だか不思議な気分だった。

走っていると地元の人達が手を振ってくれたり、子供たちが「ジョギーーーング!」とかいって追いかけてきたり、おっさんが「ジョギングか!?」と聞いてきたり面白い体験をした。あとは、「このクソ暑いのに走るなんてお前らアホか」という視線で見られたりとか。
好きで走るっていうのは、人間の基本的な欲求のうちの低次な欲求が満たされている者が始められることなんだと、そういう周りの反応で改めて気付かされた。

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いつもペットボトルを持って走っていたのだが、ある時Jackがこんなボトル(FuelBeltというブランド)を貸してくれた。(最終的には「これはお前に必要だろう」って僕にくれた。)


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「トライアスロンをやるなら泳ぐ練習も必要だろ!」と言われて、週末はプールにも通った。
トライアスロンをやりたいなんて一言も言ってないのだが…。

塩素の濃度が高いのか、めちゃくちゃ目が痛かった。濃くないとちょっと危ない水なんだろうな。

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写真右の男がJack。最後に、「Cross the finish line!」と言われた。最後まであきらめるなと。

Jackは今日も走っているのだろうか。

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