2013-02-24

箱根トレイルランニング − 外輪山&芦ノ湖西岸歩道(2013.2.17)

2013年、最初のトレイルランニングに箱根まで出かけてきた。反時計回りで外輪山をぐるりとしたいところだが、金時山には登らず芦ノ湖に沿って走るという弱気なコースにした。


箱根湯本〜塔ノ峰〜明星ヶ岳〜明神ヶ岳〜矢倉沢峠〜金時山登山口〜湖尻〜(芦ノ湖西岸歩道)〜箱根町〜(湯坂道)〜箱根湯本
※実際の距離は47kmもないと思う。コンビニに入って通信に失敗したのが原因か。


自宅最寄り駅を始発に近い電車で出発。小田急線で箱根湯本駅へ向かうが、車内がものすごく寒くて体が震え出す。これは走るどころじゃないなと小田急を呪った。

箱根湯本に着いてすぐに塔ノ峰へと向かう。阿弥陀寺を過ぎた所で早くもお腹が空きおにぎりとジェルを摂った。塔ノ峰につく頃には体も十分に温まり元気も出てきた。駅を出発したときはどこまでいけるか心配になったが、湯本までがんばって戻ってこようと決めた。

天気に恵まれ、きれいな丹沢山地の景色を見ることができた。



明神ヶ岳付近がいちばん積雪量が多かった。また、草木のある場所でないと風が冷たくて立ち止まって休むのは辛かった。


積雪のおかげで、普段よりも走りやすいコンディションだったと思う。土がむき出しで滑りやすい場所もこの日は気になることはなかった。そういうわけで、矢倉沢峠まですごく楽しかった!

金時山登山口そばのコンビニに到着し、補給のため休憩。その後、仙石原にあるゴルフ場の間をぬって湖尻へと向かった。寒いのにゴルフやっている人ってたくさんいるんだと感心しながら進む。誰にも会わないと思っていたら、散歩している感じの夫婦や犬の散歩をしている人に出会った。この道を使っている人はちゃんといるようだ。

害獣駆除中と看板をだしている車も見かけた。一応存在をアピールするために熊鈴を付けて走り、しばらくすると全身オレンジ色の作業着(?)を着たハンターの集団に遭遇。邪魔にならないようにすぐにその場を離れた。

湖尻に到着。ここから芦ノ湖に沿って箱根町を目指した。こうやってみると湖の向こうはずいぶん先だ。


芦ノ湖西岸歩道に来たのは初めてだが、これがすごく気持ちのよいトレイルだった。雪化粧のせいで余計にいい雰囲気になっていたせいかもしれないが、左手すぐ近くに湖を眺めながら林の中を走る、今まで体験したことがないシチュエーションがとても新鮮で楽しかった。芦ノ湖スカイラインの車の音が聞こえないのもよかった。








疲れも出てきたため、走ったり歩いたりを繰り返して箱根町へ到着。そして元箱根のコンビニに向かい休憩。おにぎりを買って食べたが、口の中が乾いていたせいもあり、パサパサな感じのおにぎりが喉を通らず急に元気がなくなった。これも何かの練習だと思って水で無理やり流し込む。もっと何か食べなければと持参したm&m'sを頬張ったら、これはうまいぞと元気が湧いてきた。ただのチョコレート好きか。湯本まで行くことに決定。元気が出なければ、バスに乗って帰ってたかもしれない。

午後になると湯坂路は日がよく当たるせいで、雪が溶けてグショグショ。ずっと下りが続くのだが、疲れと路面の悪さでほとんど歩き。石畳も滑ってうまく走れない。全然技術がないことを再確認した。


そんなこんなで、なんとか箱根湯本駅まで戻ってこれた。芦ノ湖西岸歩道がとても印象的だったので、春になったら芦ノ湖に沿って走ってみたい。

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この日は新調したGEL-FUJIを使用した。超マッディーな場所以外では十分なグリップを発揮してくれて好感触だった。

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